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以下は下記原文 2003/12/13(JST)時点 の非公式翻訳の草稿です。
内容の正当性を保証するものではありません。また、転記等はご遠慮ください。
オリジナルの知的財産権は University of California に属します。
原文: Computation credit
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最終更新時刻 23:45 PM, Dec. 06 2003 JST
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計算の功績
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Last modified 3:22 PM, September 11 2003
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各プロジェクトは、あなたのコンピューターがプロジェクトのために実行した計算についてあなたの
功績(credit)を認める。
これらの功績は、功績によってランク付けて並べられた個人、チーム、カテゴリー
(国々、CPUタイプなど)を示すウェブサイト「リーダーボード(leaderboards)」を生成するために使用される。
BOINCの功績は以下の「基準計算機」の能力を基に算定される。
- 毎秒10億回の浮動小数点積算演算
- 毎秒10億回の整数積算演算
- 毎秒4GBのメインメモリとのアクセス(連続、読込・書込は半分づつ)
BOINCの功績単位、Cobblestone 注1、
は基準計算機で1日分のCPU時間である。
各プロジェクトは2タイプの功績を維持する:
- 総功績(Total credit):実行したCobblestone総数
- 最近の平均功績(Average credit):最近実行した一日平均のCobblestone数。
週次で半減する移動平均とする。
両タイプの功績(総功績・最近の平均功績)は、各ユーザとホストのために維持される。
リーダーボード(Leader boards)
BOINCのPHPページでは、
総功績、最近の平均功績について上位ユーザおよび上位ホストを示す簡単なリーダーボードを提供する。
功績に関連するデータ・ベースの内容を、
BOINCはプロジェクトがXMLファイルの形で外部提供できるようにする。
XMLファイルを使用することで、
ユーザ、ホスト、チームについての功績を様々な形で分割・再構成したり、あるいは、
異なるプロジェクトからの功績の合計に基づいたリーダーボードを生成することができる。
今後の改良点
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理想的には、功績には計算と同様にネットワーク転送およびディスク記憶装置も反映すべきである。
しかしこれらについて妥当性のある動作状況の捕捉は困難であり、
従って現時点ではこれらを含めていない。
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そのうちに、プロジェクトでは、
グラフィックスコプロセッサーや他種の非CPU機器を使用するアプリケーションを開発するだろう。
功績には、そのような機器の使用量を反映すべきある。
このためには、プロジェクト毎に独自のベンチマーキング機能を提供させる必要がある。
これによりプロジェクトのアプリケーションが例えば全て整数演算であるような状況でも取り扱える事になる。
注1 SETI@home の Jeff Cobb にちなんで命名。
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Copyright © 2003 University of California
Translated by Yazawa