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以下は下記原文 2003/12/13(JST)時点 の非公式翻訳です。  転記などはご遠慮ください。 
オリジナルの知的財産権は University of California に属します。 
原文: Applications and versions
 
 
最終更新時刻 11:36 PM, Dec. 21 2003 JST

アプリケーションと版


Last modified 12:20 PM, October 13 2003

1つのアプリケーションは、特定の分散型計算のことを指し示します。  言い換えると、アプリケーションを構成しているのは、プログラム(おそらく異なる プラットフォームのために複数の版があります)および、ワークユニットと リザルトの集まりです。  1つのプロジェクトで、[同時に] 多数のアプリケーションを運用することができます。  アプリケーションは、BOINCデータベースのapplicationテーブルの中で、 維持管理されており、add ユーティリティを使って追加作成が可能です。 

1つのアプリケーションプログラムは、一連の[BOINCの] 版(versions) を経験していくことがあります。  特定の版は、特定のプラットフォーム用に コンパイルされたものであって、 アプリケーションの版(application version) と呼ばれます。  アプリケーションの版1つは、1つ以上のファイルで 構成されています。 たとえば、制御用のスクリプトや、準備処理と後処理の プログラム、そしてメインの実行可能ファイルといったぐあいです。 

アプリケーションの版はそれぞれ、整数値の版番号(version number)を 持っています。 プロジェクトは、好きなように版番号を振ることができます。  たとえば304という版番号は、メジャーバージョンが3で、マイナーバージョン の値が4という意味かもしれません。 版番号は、プラットフォームを横断して、 整合性のあるつけ方をしなければなりません。 たとえば、Windowsの304という 版は、Macでの304という版と、計算処理上は同一のものであるべきです。 

各アプリケーションは、最小版番号(minimum version)という値 をもっています。 クライアントがあるアプリケーション用の仕事を受け取るときには、 [走っている]そのプラットフォーム用のアプリケーションの版のうちで、 もっとも新しいものが送られてきます。 仕事がクライアントに送られるのは、 その[クライアントでのアプリケーションの]版番号が、 最小版番号(minimum version)と同じかそれ以降のものである場合だけです。 

アプリケーションの版は、BOINCデータベースのapp_versionテーブルの中で、 維持管理されています。 [このテーブルの]記入単位にそれぞれ、 アプリケーションの版がどのようなファイルで構成されているか、を 記述するXML文書が1つ含まれています。 その内容は以下のとおりです。 

<file_info> ... 
</file_info>
[ ... 
]
<app_version>
    <app_name>foobar</app_name>
    <version_num>4</version_num>
    <file_ref>
        <file_name>program_1</file_name>
        <main_program/>
    </file_ref>
    <file_ref>
        <file_name>library_12</file_name>
    </file_ref>
</app_version>
アプリケーションの版は、add というユーティリティ・プログラムを使って追加作成が可能です。 
BOINCの訳のメインページに戻る | (原文のメインページに戻る)

Copyright © 2003 University of California
Translated by JE2BWM.